当たり映画2本
最近続けざまにBSTVで観た映画2本、当たりだったわ。
「ホテルファデットへようこそ」 2017
去年の映画だけど、知らなかった。
離島僻地に暮らしていると、文化の香りが届いてこない。
大作でないけど、フランス大物俳優が2人。
C・ドヌーブとG・ドパリュデュー。
ドヌーブは時々見かけて、もちろん顔をいじっているかも
しれないけど、自然でそれなりに年老いて、なおかつきれいだ。
ドパルデューは鼻が曲がってヘンな顔だったけど、素敵だった。
それがどうよ、久しぶりに見たら、ビヤダルになっていた。
ジュリーどころではないわ。
でも不思議、顔は膨らんでなかった。
二人共70代でしょ。それでもこの二人ならロマンスでもおかしくないのに
コメディージャンルだった。ラブコメディーとも書いてないの。
恋というほどでもなく、友情とか、それに連なる愛情。
もう60、70代になったら人間として出来上がっていて、その上でのいい関係。
ドヌーブが我儘だけど、美人はいくつになってもワガママでいいの?
オシャレで面白い映画でした。
「トーチソング・トリロジー」 1988
これは知られている映画ね。
なぜ観てなかったというと、たぶん1988年あたりは一番、仕事も子育ても
大変な時期だったのかと思う。
それとアン・バンクロフトが好きでなかったこともあるかと思う。
ゲイの映画は名作が多い、のとおりこれも名作。
主役のハーヴェイ・ファイアスタインの自伝的話で脚本も書いている。
主役のハーヴェイ・ファイアスタインの自伝的話で脚本も書いている。
舞台でも主役を演じたそう。
本人もカミングアウトしている。
アン・バンクロフトは母役なのだけど、息子を愛してる理解したい、でも出来ない。
そんな葛藤を豊かに演じていた。
いい女優だったのね、若い私には解らなかった。「奇跡の人」が強くって。
2本とも偶然番組表で見つけて、観た。
当たり!だった。
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