フジコ・ヘミングの時間
クラッシック音楽は好きで聴くけど
実のところは、よくわからなくって
頭の中が音によって満たされ、イメージが拡がる。
理解と言うより、つかの間のインナートリップの
バックグラウンド程度。
そして、実のところフジコ・ヘミングは好きでない。
ただちょっと、意地悪そうで皮肉屋さんっぽく感じるからだけなんだけど。
でも嫌いではないの。
カンパネラの音が違うと評判になってもねぇ・・
クラッシックに造詣がないので・・
でも、気になるの。
だから、「フジコ・ヘミングの時間」 もし時間が取れたら
観に行こう・・位の気持ちだった。
孫っち二人(7歳・5歳)との約束通り
イトー○ーカ堂木場店フードコートで
ドーナツを食べ、○ックの景品をマジ、取りっこした。
とっても可愛い卵の人形。
7歳の孫の景品の玩具を欲しがる私・・
何している・・私・・
「○リちゃん、私やっぱり映画、観に行ってくる」
やさしい〇リちゃんはその場で
一番近道の行き方を調べてくれた。
東京滞在最終日、銀座シネスイッチで
最終上演時間の「フジコ・ヘミングの時間」を観た。
囚われない生活・・でもこだわった生活。
「音には絵みたいに色があるのよ。
カンパネラは精神が出る楽曲なの。
だからその時々で音が違う」
意地悪でも皮肉屋でもなかったわ。
人生は自分を好きになる旅。
彼女が好きなものを身の回りに置いたり
身に着けたり・・が今のフジコ・ヘミングなのだわ。
彼女は才能があるからってことはもちろんだけど
まるっきり才能のない私でも
それなりに生きていく勇気をもらえた。
監督・撮影・構成の小松荘一良が良い。
機会があればまた観たい。
フジコ・ヘミングのCDを買おうと思っている。
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