まだイヤだぁ
本当に怖かったです。
22日、火曜日、午前中曇っていたので
少し前に、夫が抜いてくれてあった雑草を燃やした。
燃やした灰は石灰の代わりに、畑にまぶします。
30分くらいで終わると思ったら、まだまだ・・
ついつい、折角始めたのだからと・・
当然だけど、火の周りは熱い・・猛烈に熱い・暑い。
干してあった雑草は全部燃やした。
1時間半くらい畑にいたでしょうか。
家に帰ると・・??・・?? 苦しい。
なんとか麦茶を一杯飲んだ。??なんだなんだ??
苦し~い。
ハァハァじゃなく、いきなりハッハッと・・息が出来ない。
息が出来ないから、話せない。
せわしく大きくハッハッしているのに、夫は高校野球から目を離さない。
これ熱中症?!!
ポカリはないけど、りんごジュースが冷蔵庫に入っていたはず。
取りに行こうとしたら、眩暈がして前のめりに崩れた。
夫、知らん顔!!←信じられない。
這うようにソファーに。 まだハッハッが止まらない。話せない。
やおら夫は「救急車を呼ぶか?」
話せないけど、頭は回転している。
どうしよう、救急搬送に来る消防団の人は皆顔見知り。
ヤダヤダ、こんなに汗でぐしょぐしょの服で運ばれるなんて・・
息も切れ切れに、ジュースを取ってもらった。
うまく飲めない、こぼれる。
夫は私と高校野球を交互に見ている。
何なんだ!こんな非情な男のそばで死ぬのはイヤだぁ。
それに冷蔵庫に大好物のイチジクが入っている。
シャブリも冷えている。
友人から借りた本も読みかけのままだ。
ワンピース第二弾も生地をカットして縫うばかりだ。
イヤだぁ~、今はまだイヤだぁ。
ハッハッがハァハァになってきた。
アイスノン2個で首と脇を冷やした。
「救急搬送はもういい、着替えたい」
ゴソゴソ長い時間をかけて、Tシャツを持ってきてくれた。

すっかり食欲も失せた。
お昼は、温かいものを一口、という私のリクエストに
ネギと油揚げが入った稲庭うどんを作ってくれた。
午後はずっと横になっていたけれど、元気は回復しなかった。
晩ごはんも夫が作ってくれた。・・だから非情ではないのね。
たぶん、夫はとても怖がりん坊なんです。
どうにかなっちゃいそうな私を直視できないのね。
いざとなったら、女の方が断然強いからね。
それにしてもね・・複雑。
| 固定リンク
「佐久島の日々」カテゴリの記事
- 黒壁集落(2019.02.19)
- 「ねことじいちゃん」島民特別試写会(2019.02.17)
- 良くなってます(2019.02.14)
- 今年の巻き寿司(2019.02.04)
- なんで忙しいのだろう(2019.01.31)
コメント
え~!熱中症?
状況が目に浮かぶよう
ビックリだよね。
熱中症も旦那様も(>_<)
熱中症ってそういう風になるのね
怖かったねぇ
旦那様が傍に居るのに、冗談だと思ったのかしら?
それにしてもそのわずかな時間の間に、色んな事考えたのねぇ(笑)
落ち着いたら笑って言えるけど、本当にそうなった時、やっぱりそういう風に思うのかもね。
熱中症、恐るべし・・だね
投稿: rei | 2017年8月26日 (土) 07時33分
reiさん
身体は大変な状況でしたが、頭はしっかりしてました。
だから余計に怖かったです。
まぁ、夫はいつもこんなもんです。
悲しいかな、慣れました。
島では毎年、島民、観光客共に熱中症で救急搬送されます。
やっぱり紫外線とか強いのでしょうかね。
私はもう残りの夏はおこもりします。
投稿: amiami | 2017年8月26日 (土) 20時45分
一人だったら 、そのまま次の世界にでしたね。
amiamiさん!!!まだ、行かないでおくれ。しぶとく生きて。
これを教訓にして、お互い気をつけて第2?の青春楽しみましょう。
ところで老人ボケ、The Second Childhoodというらしい。
私の周りの男供はパートナーの病いにうろたえています。仕事ができる男も。脳の構造が女とは別なんでしょうね。
投稿: 金太郎おば | 2017年8月28日 (月) 12時00分
金太郎おばさま
男はうろたえる人、多いですね。
女は「だってぇ~」とか「出来ないィ~」とか言いながら
いざとなると強い。
私は目先のことで未練が多いなと感じました。
青春はもういいかな・・青臭いのは卒業。
老春・・いいかもねぇ。
投稿: amiami | 2017年8月29日 (火) 10時44分