ヤートセは切ない?
それとも腹が立つ?
昨夜の盆踊り「ヤートセ」
佐久島でも西だけ。
スローでちょっと踊りにくい。
8番くらいまであり、長い。
佐久島に来て最初の年、哀調ある曲で
「いい曲だねぇ」って言ったら、島おばに「えっ、女郎屋の唄だよ」って言われた。
その人は物心つく頃は、この曲で踊るのが嫌だったと言った。
盆踊りはヤートセ1曲だけだからね、選択肢がない。
で、この「ヤートセ」は、昔、伊勢に鈴木主水という侍がいて
女郎屋にこもって帰ってこない。それをおかみさんが迎えに行くという物語。

崇運寺境内。
屋台などはでない。 町内会で飲み物(アルコールあり)を提供する。

どうして西地区がこの曲の盆踊りをするようになったかは、不明。
ヤッサン(70代後半)が唄うのだけど、今年は1番を孫(高1)が唄った。
少しづつ世代交代しているのね。唄える人がほとんどいなくなっている。
1曲だけ唄い、踊る。30分位で終わり。
それでも、毎年みんな楽しみにしている。そして、腰が痛いと言ってる人まで
最後は輪に加わっている。

1度「ヤートセ」の写真を撮りたかったから、今年は踊らなかった。
帰ってから、オリンピック女子マラソンを観たので、寝るのが遅くなってしまった。
日本勢は一回しかテレビカメラに映らなかったけど、トップ集団が
どこで飛び出すか、駆け引きの瞬間を観るのが好き。
で、興奮したのか寝られなくて、夜中にちょっと一杯(日本酒)しちゃいました。
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