猫がいなかった、猫町
先日、東京へ行った時のことを書こうと思っていたのに
骨折なんかしてしまったり、名古屋のねこ展&見舞いへ行ったりで遅くなってしまった。
上京中のある日、猫町として知られている谷中へ行った。
JR山手線の日暮里下車。
まず「朝倉彫塑館」へ

結果的には、ねこだけを探して歩くより良かった。
朝倉文夫のアトリエと住宅。
奈良の志賀直哉旧宅にしても、明治の文化人の感覚が凄い。
特に、アトリエの天井の高さ!そして展示作品に圧倒される。
住まいもね、迷子になりそう。こんな家、環境で少女時代を過ごせばユニークにも
なるし、美的意識も存分に
育つでしょう。
朝倉文夫娘の舞台美術家の朝倉摂さん。
朝倉文夫娘の舞台美術家の朝倉摂さん。
彼女には何度かお会いしています。その回数だけ彼女宅にもお邪魔しています。
元夫がね、朝倉摂の教え子でした。

夕やけだんだんを下って、谷中ぎんざへ。
ねこいないなぁ・・私の妄想ではこのだんだんを猫が登ったり、下ったり・・
ねこいないなぁ・・私の妄想ではこのだんだんを猫が登ったり、下ったり・・

谷中ぎんざは観光地化し過ぎ。
お土産雑貨系の店と立ち食いできるもの系の店が多い。
同行友人が10年前に来た時と変わってるとボヤいてました。
もっと日常的な面白さがあると思っていた。
そうよ、観光地化するって考えものだわ。佐久島しかり・・
それにしても猫がいないわね。小型犬を連れている人が多い。
‘金太郎おば‘お勧めの「猫町ギャラリー」も見つけられなかった。
ちょっとがっかりしたので予定外のこちらへ


由緒ありそうだけど、疲れちゃって由緒が書いてある看板も読まなかったわ。
でも、厳かなパワーはちゃっかりいただきました。
根津神社鳥居前のこのお店。

古本屋さん? 小川 糸 の世界。
参拝帰りに覗こうと思っていたら、30分位あとの帰りにはもう閉まっていた。
出会いがあったかもしれないのに・・残念・・
で、猫町谷中銀座では猫を一匹も見なかった。
そうかもね、猫は観光物じゃないものね。猫たちは賢い。
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コメント
谷中の階段、上戸彩のドラマで見ました。
都会なのに、田舎っぽくて、温かく感じる町ですよね。
猫が似合う町です。
岩合さんに会われました?
サイン会もされると、パンフに書いてありました。
そうか・・・・島の猫がいるかと思ったのね。
ぶちゃいくな猫、絵になるのにね。
骨折、その後はいかが?
投稿: ちるみ | 2015年11月15日 (日) 20時50分
明治村の夏目漱石の家もなかなかいいですよ。
ご当地なら、吉良町の尾崎士郎記念館の書斎もお気に入りです。
明治の家は、これからやるぜ!という明るさ、開放感がいいでね。
投稿: 林で書いた詩 | 2015年11月16日 (月) 11時19分
ちるみさん
岩合さんのサイン会は初日だったので会えませんでした。
彼なかなか素朴そうですよね。そうでないと、猫は撮らせてくれないのかな?
谷中はもう1度行ってみたいですね。次回は裏通りをもっと。
後から(当日は私も友人も地図を忘れた。用意してたのに・・)地図を見たら
表通りばかり歩いていたみたい。
骨折はひどくはないけど、まだ鈍痛がつづいてます。
昨日、添え木を外して見たら、指が変形してました(泣)
林で書いた詩さん
明治村は行ってみたい所です。
夫は行ったことがあるらしく「あんなところのどこがいい」って言うので
一人で行ってみようかと・・
吉良町は町巡りすると面白そうですが、近すぎてそのうち・・って感じです。
吉良上野介は、なかなかの賢公だったそうですし、尾崎士郎は宇野千代を
北海道へ帰らさなかった色男ですよね。
明治時代の人は凛としてますね。だから家もすがすがしい。
投稿: amiami | 2015年11月16日 (月) 15時19分