出待ち組
千秋楽の国技館へ行って来ました。
相撲を観るつもりはなかったのですが、ここへ行ったら
隣りが国技館だったわけです。
隣りといっても、屋根は見えても、結構距離があります。
まったく、都会って「ひたすら歩く」というイメージが私の中にはあります。
千秋楽だし、せっかくだから立見席の切符でも買って観てみようかと思ったら
売り切れの看板が出てました。
まあ、しょうがないわねと思っていたら、何だか人混みに紛れちゃって
押されて、一番前に。
力士が目の前に・・??
「あのあの、どなたですか?」
「阿夢露関ですよ~」 隣りのおじさんが教えてくれた。
そこは力士が本日のお仕事(取り組み)を終えて帰る門でした。
ミーハーな私。ちょっと興奮致しました。
豊ノ島。この方は番付上の方?自分の車を横付けしてましたよ。
佐多の海。 この方は噂通り、イケメンでした。
勢。 私は勢と隠岐の海が似ているようで区別がつかない。
隣りにいたおばさんにそう言ったら、同意してくれました。
そして、「勢よ」って教えてくれました。
逸ノ城。 今場所は照ノ富士に主役持ってかれましたね。
このあたりで最後の取り組み、白鳳と日馬富士戦。
すごいのよ、みんなスマホとか観て。
私もまたまた隣りのおじさんが見せてくれた。
大盛り上がりでね。掛け声が飛び交うの。
出待ちなんて初めてだったけど、その世界のルールみたいなのがあるのよ。
顔見知りだし、出てくる力士以外の人にも挨拶したり。部屋の女将さんなんか?
ワンカップ片手に気分が良くなちゃって、シコを踏み始めたおじさんがいたり
自発的に交通整理したり。
掛け声の取り仕切りおじさんがいてね、力士たちには
「お疲れさま!」
「15日間ありがとう!」
笑っちゃうのは
「来場所は優勝だ!」って全力士に声かけるの。
お相撲取りさんたちは皆、気さくでサインとか一緒に写真を撮るの
嫌がらない。感じいい人ばかりだったわ。
こうゆう世界もあるのねぇ。楽しかったわ。
何よりタダで楽しめたのがすごい!
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