« 静かな島正月 | トップページ | ゆべし »

改めて佐久島考、その2

本当はねっ、これから書くことは昨年末に書こうと思っていたの。

それで一年の締めくくりにしようと・・



佐久島に来て早や3年近く経ちました。

その間に私はとても強くなったと思う。(今さらいい歳してなんだけど)

自然に即して生きていくという人間本来の習性を多く学んだ。


昨年も多くのお年寄りが亡くなりました。どんどん島人口が減っていく。

その中で、11月にS夫さんがいなくなった、御歳86歳。

私のブログでも紹介したことあるけど、それは仲良し夫婦でね

毎日何回もわが家の横を畑に行ったり、あるいはS夫さんの気ままな散歩だったり・・

いつもTちゃん(83歳)と一緒。

Tちゃんが用事で出かけていないと、S夫さん捜し歩いてた。


そんな二人の日常を微笑ましくも大変だなぁと見ていました。


もう寒くなった11月のある日の明け方、S夫さんは寝巻きのまま出かけ

帰ってきません。

島民、消防をあげて3日間の捜索でも見つからなかった。


Tちゃんつらいよね、あきらめがつかないと思う。

「オレ(島のおばあさんはこう言う)が最後までみるつもりだったのに・・

 そう言うとニコニコ笑ってたのに・・何が気に入らずこんなことになったのか・・」


実はね、一昨年もKさんが同じようにいなくなり、まだ見つかっていない。

S夫さんもKさんも家と同じ隣組ですぐ近所。

昔はこんなことを神隠しと言ったのかも。


私は自然に帰ったのだと受け止めている。

島人もそうなのかも。

残された人も、あきらめがつかないまでも、自然に帰ったのならと受け入れる。


4036

10日くらい経ってTちゃんが一人で家の横を通った。

一人で歩いているのは不思議な感じ。

「毎日、仏壇の前で泣いてみたり、怒ってみたり・・」

JUNはなんと「きっと、いい所に行ったんだよ~いいオンナもみつけてるよ~」

私はどきっとしましたけどTちゃんは、やっと笑顔をみせて

「そんならいいけど・・私も安心だ」



島の人の信心深さは折々感じているけど

死生観もきちんと持っていて、私は本当に強く学ばされている。


取り残されてしまいそうな島で、自然に流されているようで・・

島人は人間の強い本性をしっかり持っている。





           にほんブログ村 ライフスタイルブログ 島暮らしへにほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへにほんブログ村 ライフスタイルブログ スローライフへ








|

« 静かな島正月 | トップページ | ゆべし »

佐久島の日々」カテゴリの記事

コメント

昨日は45年振りに、お会いできて幸せでした。
桜町の娘達は、いつまでも素敵ですネ!
人生についても語る事が出来、女性の考え方とか、生き方とか・・・参考になりました。

一昨年NHKで「10年先も君に恋して」と言う恋愛ドラマがありました。
離婚直前の夫婦のコメディータッチのドラマです。
男が何を考え、如何に行動するかが分かって面白いと思います。
夫の学生時代の教授のアドバイスが、ドラマを見ている夫婦の心に響きます。
チャンスが有ったら見て下さい。

また上京したら寄って下さい。
もうしばらくは、目標の見えない道を歩いて行くと思います。
アドバイスよろしく!!

投稿: tiasusanaの親爺です | 2012年2月25日 (土) 15時41分

tiasusanaの親爺さん
髭はやっぱり無精ひげでした
剃らなくていいからハサミでお手入れしたらナイスオヤジ髭になりますよ

この歳になると人生様々です。様々もいいことあり、いやな事あり・・
でもみ~んなひっくるめてVIVA人生です。

投稿: amiami | 2012年2月28日 (火) 10時06分

不評の無精髭は、きれいサッパリ剃りました。
3月も店はサッカーの試合で盛り上げます!
50~60 花ならツボミ。
70~80 働き盛り。
と言う言葉が有ります。
これから面白い、充実した生活が有るのかなと思っています。
島暮らし、楽しそうですね。
また土産話聞かせて下さい。

投稿: tiasusanaの親爺です | 2012年2月28日 (火) 16時55分

amiさんは、マドンナだったんですね、ブログも楽しい。

投稿: ハーレーおじさん | 2012年3月 1日 (木) 21時55分

ハーレーおじさん

いえいえ今でも島のおじじ漁師のマドンナです

投稿: amiami | 2012年3月 2日 (金) 22時39分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 改めて佐久島考、その2:

« 静かな島正月 | トップページ | ゆべし »