自然を受け入れる
佐久島のやぎビリージェイムスに念願のマイハウスができた。
しかも新築よ。それまでは、実は雨ざらしだったの
この小屋は建築家グループ「みかんぐみ」が佐久島の弘法さんの祠を
何ヶ所か新たに作った時に一緒に作ってもらった。2ヶ月位前のこと。
手前が新しく作った祠。
マイハウスが出来てからビリージェイムスは雨のときはちゃんと
小屋の中でじっとしてました。良かった良かった。
ところが、この写真は一ヶ月位まえのもの、ここ一週間くらい
ビリージェイムスは寝たきりになってしまい、起き上がることが
できず、近くへ行くと、目だけ見上げてしきりに足を動かすけれど
起き上がることはもう出来ません。
だいぶ高齢だとは聞いていました。島へ来た時はもう子供でなかった
そうで、それから10年はたっています。
新しい小屋の下でビリージェイムスはじっと待っているの。
病み上がりの私は見るのがつらく、耐えられません。
佐久島に住んで1年。感じていることは、島の人達は自然や運命を
淡々と受け入れている。
ビリージェイムスもまさに天寿をまっとうしようとしていて、
これは自然な事なんです。
分かっているけど悲しい・・
| 固定リンク
「佐久島の日々」カテゴリの記事
- 黒壁集落(2019.02.19)
- 「ねことじいちゃん」島民特別試写会(2019.02.17)
- 良くなってます(2019.02.14)
- 今年の巻き寿司(2019.02.04)
- なんで忙しいのだろう(2019.01.31)
コメント
天寿をまっとうできることは嬉しい事かもしれませんが、実際は悲しいですよね。
私は家族(猫)が亡くなってから、ああしてあげればよかった・・・など色々後悔したことがあります。
なので悔いが残らないように最後まで接してあげてください。
ビリーが1日でも多く生きていられることを祈っています。
投稿: 佐島澪 | 2010年5月 6日 (木) 19時03分
ビリー調子悪いんだぁ。。。
ちょうど一月前ほどに行った時
咲きほこる花の中で暖かな光を浴びて
目を細めるビリーの姿に癒されたっけ。。。
「子供が世話しないから」なんてかこつけて
一日に何度もビリーのご飯を運ぶ島のおばちゃん。
そして、いつ島に渡る時もビリーにあう事を楽しみにしていた自分
・・・運命といいながらも悲しい。
今度の9日は一生懸命ビリーに会いに行こうと思います。
投稿: yamayu | 2010年5月 6日 (木) 23時41分